外壁の劣化は絶対に放置しない方がいい理由

外壁の劣化は絶対に放置しない方がいい理由

建物というのは、天候や自然災害から守って安全に暮らせる役割があります。

外壁に使う塗料には、耐久性が高いものが多いですが、いつまでも続く事はありません。毎日、毎日、天候や自然災害から守ってくれているので、劣化は当然していきますが、その状態の外壁が紫外線や雨風を受けると外壁そのものが劣化してしまうのです!!

さらに外壁が劣化を続けると建築材料をダメにしてしまい、最終的にはお家を建て直ししなければならなくなる可能性が出てきます。

この記事でわかること
  • 外壁が劣化する理由
  • 外壁の劣化症状と補修方法
  • 火災保険の活用で費用が軽減できるかも!?
目次

劣化した外壁を放置すると住まいの寿命が短くなる!?

はっきり言うと、劣化した外壁は、早々に補修が必要です。
なぜならば、外壁の劣化が進行すると、住まいの寿命が短くなるリスクが生じるためです。

劣化が進行するにつれ外壁の防水性は失われていき、いずれは雨水の浸入を許すようになります。雨水が浸入すると、外壁は加速度的に傷みます。さらに住まい内部にまで雨水が入り込んでしまうと、住まいの躯体が腐食してしまう可能性も十分にあります。躯体の腐食が進めば、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。
こうした最悪の事態を引き起こさないためには、劣化した外壁を、早々に補修する必要があるのです。

ただし、外壁の劣化進行が初期の場合は、ひとまず経過観察で様子を見るという対処をすることもあります。

外壁補修が必要かどうかは「劣化の進行段階」で見極める!

お住まいの外壁を補修する必要があるかどうかは、「外壁の劣化の進行段階」で判断します。

1.劣化の進行が初期の場合⇒経過観察でも問題なし

外壁に以下のような劣化症状が見られる場合は、劣化の進行段階としては初期のため、ひとまず経過観察で様子を見るという対処でも問題ありません。

●ひとまず経過観察でも問題ない|外壁の劣化症状(劣化の種類)

※経過観察でも問題ありませんが、劣化の進行を遅らせるために、できることもあります。
外壁の汚れは洗浄するなどしてキレイにすると、劣化の進行を遅らせることができます。また、幅0.3mm未満のひび割れでも、早めに補修をしておくと、ひび割れが大きくなるなどの劣化進行を防ぐことができます。

ある程度劣化が進行している場合⇒早々に補修が必要

ある程度劣化が進行している場合には何らかの補修が必要となります。具体的には、外壁に以下のような劣化症状がある場合は、ある程度劣化が進行しているため、早々に補修を検討するべきです。以下の劣化症状を放置すると、先述でお伝えした通り、住まいの寿命が短くなるなどのリスクが生じます。

チョーキング 

劣化進行度:中

チョーキング

外壁を触った時に、白い粉が手についたことがないでしょうか?
実はこのことを「チョーキング現象」といいます。これは紫外線や直射日光、風雨などが原因となり、塗装の表面が劣化して起こるものなのです。

このチョーキング現象を放置しておくと、外壁のひび割れやカビの発生などにまで発展する恐れがありますので、早めのメンテナンスが必要です。

塗膜の膨れ・剥離

コンクリート塗装剥がれ写真

外壁の塗膜が膨れていたり、剥がれていたりしませんか?実はこれも外壁塗膜の劣化が原因で、塗膜の膨れ・剥離を放置しておくことで、外壁内部へ雨水が浸入しひび割れ等を引き起こす恐れがあります。

クラック(ひび割れ) 

劣化進行度:高

外壁ひび割れ

外壁のひび割れのことを「クラック」といいます。

クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要となります。

クラックを放置しておくと、そこから雨水がどんどん浸入し、カビなどの原因になる他にも住宅の強度低下の問題も引き起こす恐れがあります。

シーリング材の塗膜剥がれ・割れ 

劣化進行度:高

サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し亀裂が生じていることがあります。

シーリング材が劣化している場合は、「増し打ち」や「打ち替え」をおこない、目地部分からの雨水の浸入を防ぐ必要があります。

このように外壁材の劣化においても、様々な劣化のサインがあります。
まだ早急な対策が必要でないものから、住宅の構造劣化に繋がる重大なものまで、いくつかありますので、劣化進行度が高の劣化が見られる場合には、早急に専門家へ相談をしましょう。

気になる方はプロに任せる

外壁を補修すべきかの最終判断はプロにお願いするのが賢明

先述した通り、劣化の進行段階によって補修の必要有無を見極めることができます。とはいえ、「自身での判断は難しい」と感じる方は少なくないでしょう。また、判断を誤ると「補修が必要なタイミングで補修をしなかった結果、住まいが大変なことに…」といった事態にもなりかねません。

「もしかして?」と少しでも感じた場合には、“プロに診てもらうこと”を強くオススメします。

プロに依頼すると、劣化の進行段階を目視で確認するほか、
・細かい劣化の有無や状態をルーペで拡大して確認する
・外壁を打診棒で叩き、外壁内部の状態を音で確かめる
などして、より専門的に外壁の状態を診てもらえます。そのため、外壁を補修すべきタイミングなのかどうかを、より正確に判断することができます。
また、プロに外壁を診てもらうと、補修をした場合にかかる費用(見積り)も算出してもらえます。

まとめ

どんな外壁も必ず劣化が進行します。

今すぐに劣化の補修が必要かどうかは、劣化の進行段階で判断します。初期の劣化であれば、ひとまずは経過観察でも問題ないケースもあります。ある程度劣化が進行している場合には、早々に補修を検討することを強くオススメします。劣化したまま放置し続けると、住まい内部に雨水が浸入、躯体が腐食し、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。そうなる前に一度、診断をお願いした方がいいかも知れませんね!

私たちアイキョウは苫小牧を中心とし、プロフェッショナルな職人・営業を揃え、高クオリティな塗装工事をお約束します。

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この記事を書いた人

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